決して短くない。
朝目覚めて驚いた。10:00だったのだ。
となりで夫も寝ている。「ねえ、だいじょうぶ? すごい時間やで」と揺すると、「俺、今日は健康診断受けるだけで有給にしてるんだよね」とのこと。そういえばそんなことを言っていた。しまった。つられて、10時間も眠ってしまった。なんということか。予定がガタガタと崩れていく。けれども体はたっぷりの睡眠でピンピンしていた。
1日のスケジュールを組み直して、また原稿に取り組む。「大工事が必要だ」と思っていたものが、少しずつ形になり、少しずつ「読みもの」らしくなってきた。こうなってくると、手を入れるのもすごくたのしい。もっともっと良いものに仕上げたいなあと思う。
それにしても、同時に6編ほどのエッセイに取り組んでいて(正確にはそれ以上かもしれない)、ひとつひとつに少しずつ時間をかけたいタイプであるからしょうがないのだけれど、「なかなか不思議なことをやっているのかもしれないなあ」と思う。「ひとつの集中して、短い時間でちゃんと書き上げた方がいい!」という人が多数派かもしれないけれど。
これは、筆の力や力を入れたいパート、それに性分にも寄るところだから、自分は自分らしく取り組む他ないんだろう。いちばんいい形で、手から離していきたい。
郵便物を受け取ったり、ポストに投函したり、メールを返したりして少し気分転換をした。今日は、「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0」を聴く。人の声、テンポのいい会話というのは、やっぱり落ち着く。マヂカルラブリーは、少し歳上のお兄ちゃんが喋っているような感覚がまた良い。「そういえば昔、従兄弟たちがこんな話をしていたなあ」なあんてことも、思い起こせたりする。出張でラジオイベントに行けなかったことが、なんとも悔やまれた。
夫が健康診断から戻り、またベッドで眠り始める。子犬ぐらい寝る人だなあ、といつも思う。
おかげで静かな部屋でまた集中して原稿に手をつけることができることができるのだけれど。
ところで、文章を書き直していると、「ゲシュタルト崩壊」とでもいうのだろうか、なにがなんだかよくわからなくなってしまう瞬間というのがたまにあって、今日は「決して安くない金額だ」という表現が、「高い」ことを言ってるのか「安い」ことを言ってるのか、わけがわからなくなってしまうという場面があった。「疲れているのだろうか?」とも思ったけれども、今日のわたしは10時間も寝た女だった。何を甘えている。決して短くない睡眠だ。
そのあとも、書き下ろしを進めたり、見直しをしたり、新たな案件のために時間を捻出するスケジュールのパズルをしたり……。
2月と3月のわたし、がんばれ。期待しているよ。
1月が終わろうとしている。
あんなにたのしかった年末年始から、もうこんなに時間が流れてしまったのか。「きんぴらごぼうが多すぎるよ〜〜!」と手を叩いて笑っていたのに。こんな調子で毎月が過ぎていったら、今年も光ように終わってしまう。今月は打ち合わせや出張の予定を考慮してあまり友と会えなかったけれども、来月はもっと人と会いたいなあと思う。明日もすごくたのしみな予定があるし、「良い年初めができた1月」として心に残せれば嬉しい。
そして、本当に貴重な体験をさせてもらった出張。ずっとずっと忘れない。
※これはエッセイではなく、あくまで紙に書いているつもりの「日記」です。
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