こんにちは、コロッケ。

3月4日の日記です。
中前結花 2026.03.05
誰でも

今日からガラリと暮らしが変わった。
朝起きて挨拶をする、おふとんの確認をする、ごはんを食べてもらう。
そう、新しい大切な友、大切な大切な家族が増えたのだ。

昨日は、この子を迎えにはるばる大阪まで、ふたりで出かけていたのだった。帰りの新幹線ではぐっすりと眠ってくれて、本当にいい子だった。名前は「コロッケ」。
「いつかはわんちゃんを迎えたいね」と、夫は付き合い始めた頃から話していたものだから、それがようやくようやく実現したかたちだ。
この子を迎えたのは、信頼できるとても素敵なプリーダーさんと出逢ったところから始まった。その方に見せてもらって写真でわたしがこの子にひと目惚れしてしまい、「他の方にも見学してもらうことになってしまった」と連絡をもらったときには、玄関でぼろぼろと涙を流して、夫が「会ったことのない仔犬のことで泣いてるるの?どういうことなの?」と大笑いしていた。
なにはともあれ、無事におうちに連れて帰ることができて(長い移動できっと疲れさせてしまったと思うけれど……)よかった。大事に大事にするよ。本当にしあわせにするよ。


原稿仕事に追われまくっているなかで、そんなキャパはあるのだろうか……という心配もあったのだけれど、いつでもケージが見える場所で仕事ができているし、まだ2ヶ月の赤ちゃんだからずっと眠っているし、家での作業もちっともさみしくなくなったし、これはこれで、仕事にも良い影響が出ればいいなと願っている。

***

今日は午前中から、編集者さんと喫茶店で打ち合わせ。
上手く書き上がらずに困っていた編を丁寧に見てもらえて、本当によかった。これまで、原稿についてここまで悩むという状況に陥ったことがなかったものだから、「もう何をどうすればいいのか……」と頭を抱えていたけれど、構成がかなり複雑で、また元ネタを知らないとついていけない部分がある……というのが大きなネックだったのかもしれない。客観的な視点で「ここがわからない」と伝えてもらえて本当によかった。編集者さんの目のありがたさ。今後、気をつけて進めていかなければなあ、と思う。
原稿のことだけでなく、いろんな話をさせてもらって、聞かせてもらえて。なんだか、まるで友とのお茶のように、たのしくて嬉しい時間だった。本当に感謝ばかりだ。

そして帰宅し、戻していただいた校閲さんのチェックを確認したり、メディアで掲載いただく記事を確認したり、ついさっき打ち合わせた原稿の最後の手直しをしたり……そんなことをしていたら、しゅんと時間が過ぎてしまった。
そのあとは2時間半以上の時間をかけて、苦戦している書き下ろしの記事の書き直しをしたけれど、だめだこりゃ!まどろっこしい!辛気臭い!だらだらしている!読みづらい!もう、泣いてしまいそうだ。そしてふとケージを見ると、コロッケのこの顔。

抱きしめた。とにかく抱きしめた。たっぷり時間をかけても上手くいかないことってあるんだなあ。エッセイって結構難しいんだなあ。途方に暮れてしまうよ。しばらくコロッケと時間を過ごして、なんとか気持ちを落ち着かせることができた。


そして、過去記事の書き直しをする。これもまたゴールが難しい。このままでも充分、読みものとしては成立しているのかもしれないけれど、はたしてこんなトーンでいいのかが難しいなあ。本作りの奥深さだ。


そして今日はもう、連日報告していた「4,000字オーバーしてしまった原稿の短縮報告」が、残念ながらできなくて悲しい。疲れ切ってしまった……。なんとか、すでに書き上がっていた原稿を1本提出させてもらって(すごく嬉しいメディアだ)、今日は仕事を終えることにする。
きっと昨日の弾丸関西旅も影響しているのだろうなあ。免疫力が落ちているのを感じる。明日の朝は、少しだけ長めに寝ようと思う。コロッケを見習って、睡眠を大切にする。

※これはエッセイではなく、あくまで紙に書いているつもりの「日記」です。

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